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大河ドラマ「いだてん」

15日(日) の放送で、NHK大河ドラマ「いだてん」は終了しました。

視聴率が取れないとか、あーだこーだ言われ続けたドラマでしたが、私は毎週楽しく見ていました。ついでに結構な確率で土曜の再放送も見ちゃってました。

 

日本のオリンピックの歴史と、その周りの人々の群像劇。前半は日本初のオリンピック選手、金栗四三( かなくりしそお ) を、後半は東京にオリンピックを誘致した中心人物、田畑政治( たばたまさじ ) を主人公に、選手、政治家、実行委員、選手を支える家族や周りの人々、更に狂言廻しとして落語家の古今亭志ん生と弟子の五りんを据えた凝った構成で、後半、伏線の回収がお見事なのはクドカン、さすがと言ったところ。

前半のオリンピックや運動の概念が希薄だった時代のあれこれ、女子スポーツの黎明期なども面白かったが、後半、「河童のまーちゃん」こと田畑政治が出て来てからのスピード感がある物語の展開は毎週面白く拝見していました。

感動もてんこ盛りで、登場人物も多く、オリンピックだけでなくその時代を切り取って描き、落語の小噺とドラマのストーリーを重ね、本当に面白かった。

こんなに面白くお得感のあるドラマを分からない人たちが多かったのは残念です。

日本でオリンピックを開くと言う事が、こんなにも大変で、また誇らしい事であった時代、敗戦から立ち上がった時代とリンクして日本人はオリンピックの開催を喜んだでしょう。

 

ドラマも終わり、来年は、東京は2度目のオリンピックですね。良い大会になるといいですね。