生家には私が物心ついた頃から葡萄の木がありました。多分、私が生まれる前から葡萄の木はあったのだと思います。当時は玄関に続いて縁側があり、その前のスペースが葡萄棚になっていました。
その葡萄棚の下で、夏は筵を敷いて涼みがてらお茶を飲んだりしていました。
同じ場所に家を建て直して、葡萄棚は無くなりましたが、葡萄の木は場所を塀きわに追い詰めやれても存在していて、毎年グリーンカーテンを勝手に作り、沢山実を付けていました。
そして、現在、やっぱり葡萄は元気で、今年も沢山の実を付けています。
先日生家から採ってきた葡萄を冷凍保存したり、ゼリーにしたりしています。つまり我が家の冷蔵庫は葡萄は間に合っているのです。
しかし、昨日、川口駅に出店している八百屋さんで、セールになったので葡萄を山盛り一杯買いました。だって大きなふさが3つも入って500円均一になっていたのです。私、葡萄って買って食べるものじゃないと思っていました。だってうちの軒先にぶら下がっているから。長い間、葡萄を率先して食べるという事がなかったのはそういうわけです。しかし、今年はなんだか買って食べてみたい思いがあって、買ってみました。
ジューシーで、最初甘く、実の内側に行くに従って酸味が出てきます。美味しいです。
自家製葡萄ゼリーもあるし、購入した葡萄もあるし、なんだか葡萄大尽になった気分。幸せを感じています。
