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版画作品を見る「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」展

27日(日) までの開催の為、本日は世田谷美術館の「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」展に行きました。

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世田谷美術館は本当に久しぶり。だいたい1年に1度くらいは行っているので、問題なく行けると思ったらさにあらず。東急田園都市線の用賀駅に中々辿り着けず、初めに乗った電車は三軒茶屋の次が二子玉川の為、三軒茶屋で降りて各停に乗り換えたつもりでしたが、次に乗ったのは桜新町には止まったのに、用賀に止まらず二子玉川へ。仕方ない、二子玉川から各停で一つ戻って用賀駅下車。駅前から徒歩で20分ほどらしいのですが、実質もっとあるはず。過去に何度も遊歩道の様な通りを通って世田谷美術館に行ったのに道が分からない。近くだ道を聞いて遊歩道が見つかりました。さて、ここからやっと世田谷美術館のある砧公園の端に出たのでひたすら歩いて到着。こんな状態なので美術館に到着した時にはかなりヘロヘロでした。

今回、予約してこなかったのですが当日券で入れました。土曜のせいか、結構混んでいました。今回の展示会はマルク・シャガールの版画作品 ( リトグラフ、アクアティント、木版など ) を原画とする詩集や物語の挿絵で使われた作品を展示。全部で138点の展示です。

展示構成は以下の通り。

『ラ・フォンティーヌ寓話集』

『馬の日記』

『悪童たち』

『ダフニスとクロエ』

『サーカス』

『ポエム』

私は『サーカス』が好きです。シャガールは女曲馬師が好きなのか何枚も描いています。サーカスの楽しさが鮮やかな色と構図で迫ってきます。『ポエム』は詩もシャガールのもので、その時々の切ない気持ちや住んでいる町や愛する人に対しても気持ち、画家としての仕事などがとつとつと書かれています。それに合った絵画が付いている体裁です。「シャガール」と言うとイメージする宙を飛んでいる人や鶏、馬や牛、飛んでいる花嫁などは出てこないのが残念です。ストーリィが在るものの挿絵なので、寄り添う恋人たちや馬や牛などは出てくるのですが、やはり自由なイメージで描かれたいつものモチーフがシャガールの魅力なので、挿絵は美しいながらちょっと物足りない気もしました。

ランチはセタビカフェでキッシュプレートにアイスコーヒーを付けてもらいました。この美術館に来たらセタビカフェはお楽しみです。


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久々に行った世田谷美術館は今回とても遠かったです。いつもは帰りも20分前後の駅までの道のりを歩くのですが、丁度バスが来る時間だったのでバスに乗りました。暑いので無理は禁物、と言い聞かせながら。それでもお出かけは楽しかったです。