ついにドラマ「大奥 2」が最終回。このドラマは「大奥 1」とも素晴らしい出来でした。原作を読んではいないものの、原作がまず素晴らしいのは絶対で、ドラマとして形作る際のシナリオ、美術、技術、演者さん、演出、スタッフ、全てが素晴らしい仕事をした結晶だと思います。
今年のドラマの中で私としては「大奥」がベスト作品です。話題を呼んだ「VIVANT」も面白かったけれど、それでもやはり、今年の1本は「大奥」です。
本当によくできたストーリー、出演した俳優さんたちのキャスティングの的確さ、どの俳優さんも名演、怪演を見せました。皆がこの作品は新たな代表作になったのではないでしょうか。お衣装の豪華さも見所でした。NHKだから出来た豪華な時代劇だと思います。
始まる前、有功役が福士蒼汰さんだったので、大丈夫なのかと思ったのですが、蓋を開けたらびっくりするほど良かったのには驚きました。結構あちこち出ているのに、福士蒼汰さんはいつまで経っても代表作は「あまちゃん」のイメージだってのですが、この「大奥」で大きく躍進したのではと思われます。明らかに福士蒼汰さんの代表作になりましたよね。
もう来週からは見られないのだなと思うと寂しいことしきりです。
