ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

Earth Day Tokyo 2011

本日、「Earth Day Tokyo 2011」というイベントに、代々木公園へ行ってきました。
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アース・ディというのはまさに地球のことを考えようという日です。
毎年このイベントへは行ってみたいと思いながら、ついつい行きそびれていたものの、今朝はラジオでアース・ディのイベントのことを言っていて、よし行ってみようと出かけました。わ~い、初めて !!
もうずいぶん前から毎年代々木公園でやっているイベントですが、初めての参加でいったい何がどうなっているのか良くわからず、行ってしまいました。
 
そして、とても楽しめました。事前に色々調べてから行けば、もっと楽しかったと思います。にぎやかなお祭りですが、テーマは地球のことを考えるものなのでいたって真面目。もちろん、ステージでのコンサートやトーク・ショー、などなどイベントらしいこともやっているし、食べ物屋さんも沢山でているし、お店も沢山でています。でも、内容はいたって真面目。
 
ちなみに出展しているブースは、オーガニック系の環境と人体にやさしイメージ 2
い衣類や食べ物、産地直送の野菜や穀類、ジャムやワインなどの販
売、子供向けのお店、犬関係のグッズ、フェアトレード関係、少数民族の子供支援・女性自立支援、絶滅危惧種の保護を訴えるもの、エコ関係、エネルギー関係、東北地方支援を訴えるもの、ゴミ関係、などなどなど・・・もうこれでもかこれでもかという感じです。地球のこと、つまりあれもこれも地球のことなんです。言い方を換えると、地球って問題山積なんですね。
 
で、どんな人が来ているかというと、老若男女、あらゆる方が来ていました。家族連れ、カップル、友人同士、あるいは一人で。地球のことに関心がある人、誘われたので気楽に来た人、楽しもうとイメージ 3来た人、色々
です。
 
あちこち回って、私がゲットしたのは、下着メーカーのトリンプで配っていたブラジャーを廃棄する際に入れるビニールの専用袋。廃棄するブラジャーはどこのメーカーの物でもいいそうです。古古米からリサイクルしたゴミ袋。これは運営事務局からのもののようです。フィアットがスポンサーらしいです。有機野菜宅配のらでぃっしゅぼーやでアンケートに答えて、グレープフルーツ・ジュースと野菜ブイヨンのサンプルをいただきました。チベットのブースでフリーペーパーを。子宮頸がんの予防を呼びかけるパンフレット。主催者ブースでアンケートに答えて缶バッヂをいただきました。イメージ 4
 
お買い物としては、モン族の女性が手作りしたポーチとカンボジアのシルクのストールを購入。あと、「ビッグ・イシュー」のブースも出ていたので、買いそびれていたコリン・ファースの表紙の号を買いました。食べ物は、鹿児島のすり身店の手作りさつま揚げを4枚購入。さつま揚げ大好きなので。
 
モン族の刺繍が施されていたり、手仕事で作られたポーチやバッグなどを売っていたお店は、女性自立支援・子供支援を目標に掲げていました。モン族の刺繍はなかなか素敵でしたが、いまいち日本では使い勝手が悪そうなデザインで、いったいどう使うのかしら ? という感じはあるのです。でも小さなポーチを一つ買いました。本当は友人用にも一つ欲しかったのですが、そのデザインは最後の一つでした。わー、何入れよう。可愛いのです。
日本で売るなら、少数民族の方が作ったものをドン、と持ってくるのではなくて、日本人がデザインして、少数民族の方の得意な刺繍とかが生かせるものにし、サイズや使い道が日本にあったものにした方が、更に少数民族の方の収入に貢献できるのではないでしょうか。
 
カンボジアのシルクのショールは、NGOの主催のようでした。カンボジアはきれいな布を沢山生産しているそうです。知らなかった。カンボジアって、地雷、というイメージが強すぎて、一般の人々の生活がちっとも見えてこない国です。でも、つい最近読んだスパイ小説でカンボジアが出てきたりして、あっカンボジアねって感じでした。沢山仕入れてきました、とのことで、色々みて美しいのを一枚購入。
 
「ビッグ・イシュー」のブースでは、バック・ナンバーを並べていて、買いそびれていたものが買えたり、今まで買ったことが無い人も、内容を見て買ったりできます。販売員さんがすごくフレンドリーで、相変わらずがんばって販売していました。そうだよな、地球のことって労働問題とか失業問題とか、お仕事や生活のことも含まれるものね。
 
さつま揚げは海老・れんこん・たけのこ・野菜入りのを各1枚ずつ購入。帰宅後、早速、さっとあぶってしょうが醤油でいただきました。美味しかったです。
 
ハンド・マッサージは助産師さんの団体がやっていて、15分で500円で体験できます。やってくださった方が上手で、癒されました。このごろ、産院や自宅での分娩がちょっとした流行で、助産師さんは忙しいようです。私は子供を生んだことが無いので、まったく助産師さんとは縁がないのですが、さすがに新しい命を取り上げるお仕事をしている方々だけあって、人をリラックスさせてくれるし、安心感を得られる方々です。
必要とされている職業なのに、現代の日本のシステムでは助産師さんの人数はなかなか増えないようです。
 
食べ物のブースも色々出ていて、寄りたかったものの、とにかく行列だし、おなかすいてなかったので、ま、いいかと、どこにも寄らず。アース・ディでは食器は持参でしたよね、確か。持参しなかった場合はリユース食器の借り代として50円かかるんですって。でもいいシステムですよね。
C.W.ニコルさんのフォレストキッチンというのが出ていて、とても興味深く、寄りたかったものの、混んでいたので、あきらめました。オーガニック・ワインとかビールとかもあったようです。鹿肉のキーマカレーとかハンバーガーとかありました。日本各地でお困りの鹿大発生問題も、鹿肉料理で少しは改善できるのでは、と思わせます。
 
アース・ディは真面目でけれど楽しく地球のことを考える日です。お買い物だって、何かや誰かに貢献できるものであればなお良いです。
今までも、地球のことに関心があった人は更に考え、関心がなかった人は、地球のことを考えたり、何か行動したりするきっかけになればいいなと思います。
そして、こんなに多くの人が地球のことに関心があるのだから、まだまだこの国は捨てたものではないってことですよね。
 
楽しい一日でした。