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かんぽ生命の手続きにうんざり

3月は何だかせわしない月ですね。
 
先日、かんぽ生命の父の保険証書を書き換えました。父は2つ、保険に入っていてどちらにも死亡特約が付いています。受取人は配偶者になっている為、受取人を私と妹に変更することにしました。
 
3年前、入院時の保険の請求をした時、父は入院中だった為、最寄のかんぽ生命の外交の方立会いのもと手続きを行いました。母が急死し、葬儀を出したばかりだったのと、父が退院してホームへ引越しする日だったので、気持ち的にばたばたしていて、その時一緒に手続きをすればよかったものの、その手続きが残ってしまいました。かんぽ生命の外交の方も「受取人の名義をかえることをお勧めします」と言っていました。
 
その後しばらくごたごたとして落ち着かず、落ち着いてから手続きしようと思っていました。昨年の2月末に母の三回忌を行って、なんとなく我が家は落ち着いてきました。そこで、やっと重い腰を上げて手続きすることにしました。
 
事前に私の住まいの最寄のかんぽ生命で手続きに必要な用紙ももらい、方法も教えてもらいました。父はホームにお世話になっていて自力で郵便局まで行くことができない為、委任状をつけることになったのです。
 
それがですね、その委任状、とんでもない代物だったのです。どういうことかというと、記入する項目が多すぎる !! かんぽ生命で委任状などの手続きを考えた部署の人には、身体が不自由で自分で手続きできない身内とか、手が不自由で字が書けない祖父母とか居ないのでしょうか ?
 
委任状で処理したい人は単純に足が無くて郵便局に行けない人や、多忙で手続きが出来ない人ではないのですよ。思うに、入院しているとか、寝たきりとか、身体が不自由で郵便局までいけないとか、認知症とか、なんやかんやある人が大半だと思われます。そうなると家族が替って手続きすることになるわけですが、その委任状が山ほど書くことがあるのでは、本末転倒です。
 
父の保険の手続きに外交の方に病院に来てもらった時は、父は長い間寝たきりでその後のリハビリ来で、まだ字を書こうともしていなかった時期でした。しかし、本人の意思確認が出来たので、スムーズに手続きが済みました。
 
母の保険の入院費の請求の時も、やはり入院中の病院の最寄のかんぽ生命の外交の方が来てくれました。母は右利きなのに病状により右手が使えなくなってしまい、委任状なんて書けないので、かんぽ生命に相談したところ、外交の方が来てくれるとのことでした。本人確認が出来たので、この時もつつがなく手続きが出来ました。
 
その時の外交の方が言っていたのは、「かんぽ生命の手続きは提出物が多くて複雑だとの利用者の声が多く、手続きの簡略化を計る為、4月より今までより簡単になる予定です」とのこと。それが、3年前の冬。その方が言うには、結局手続きをするのは保険に入った人ではなく、その家族である可能性が高いのに、あれもこれもと書類が必要で、全部出しなさいと言われたものを提出して手順を踏んで手続きしようとすると、かんぽの方ですら大変とか。
 
手続き、簡単になったはずなんですけどね。委任状であれほど沢山書くところがあるくらいですから、もし、本人が亡くなった後に死亡特約を受け取る手続きとか、入院費用とかの手続きとかしようとすると、今でも沢山書類を必要とするのでしょうね。
 
母より半年前に入院していた父の入院特約を請求した母は、何度も郵便局に足を運んだ挙句、申し込みだけしてお金の受け取りが出来ないまま、自分も入院してしまいました。その旨お話したら、母の入院先に来てくれた外交の方がそちらの手配もしてくれて、母が手続きしてから半年もたってからやっとお金が受け取れました。母の入院特約は、それよりずっと早くに受け取れました。
 
かんぽ生命さんは、一考いただきたいですね。利用者はとても不便です。委任状ってどういう人がどういう状況で書くか考えて欲しいです。お年寄りの数は増加していて、本人が手続きに行けない為、家族が代行するケースも増えていると思います。
 
父の保険はもう入っている保険なので、これを解約して他のに入れようとは思いませんが、私は絶対かんぽ生命には入りたくないですね。だって他の人が手続きしようとした時、すごく面倒くさいから。母が言っていたのは、お金を集める時はどんどん集めに来るのに、いざ払う段になると中々払ってくれないということ。
 
民間の保険会社はもっとサービスがいいように思いますけれど。毎日のように、職場のお昼休みに保険会社の方が回ってきていて、営業だけではなく、担当しているお客さんの色々な手続きに来ているようです。
 
かんぽ生命は業務改善する余地が大いにあると思います。サービスって何なのか、再考いただきたいです。だって、もう民間の会社なんですから。