ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

せんべい汁を初体験

先日、秋葉原駅近くの大型電気店へ行った際に、久々に秋葉原駅を利用しました。その時東北復興の物産市をやっていました。
 
私、もともとこういう特設マーケット的なものって大好き。しかも「東北復興の」と謳われていたら、たいしたお手伝いも出来ない身としては、覗かないわけにはいきません。
 
東北の地方色豊かな食品が色々出ていました。そんな中で、せんべい汁セットなるものを発見。せんべい汁って?以前テレビの旅行番組かなんかで見たことがある、おせんべを入れた汁物だったような・・・。
 
このセットを購入いたしました。内容はジェル状の出汁が2袋、料理用南部せんべい2枚入りが4袋で、700円だったように覚えています。
 
さて、このところ寒い日が続いたので、袋に記載されているかなりおおざっぱなレシピに従い、作ってみました。鍋に水を入れ、ごぼう・にんじん・白菜などお好みの野菜を入れ、鶏肉を入れ、豆腐としらたきも入れ、ひと煮立ちしたところでジェル状出汁を2袋投入し、南部せんべいを1枚を4つに割って投入してしばらく煮る。最後にねぎを投入して出来上がりというものでした。
 
かなりおおざっぱに作ったものの、あら、おや、美味しい。私は野菜はごぼうと人参、白菜、春菊、ねぎを入れました。根菜も入っているので歯ごたえもいいし、おなかにもよさそう。さらにレシピに豆腐としらたきを入れると更に美味しくなるとあったので、それも投入。鶏肉から出汁もでるので、ジェル状の出汁を入れるだけで、味はしっかり。醤油ベースの出汁でした。南部せんべいがよ~く汁にしみたところとあっさりしみたところで、食感も違って面白い。南部せんべいって、よく煮えると、中国料理の精進料理に使われるグルテンと煮た食感なのにびっくり。まぁ、もともとの素材が一緒か似たようなものなのでしょうから、当然といえば当然かも。
 
それにしても、おせんべを汁物に入れるというのは驚きの食べ方ですが、イタリアのフィレンツェの名物料理にパンをスープに入れたものがあるので、洋の東西を問わずアイディアは案外一緒なのかもしれません。
 
会場では、せんべい汁に入れるおせんべいのみも売っていて、アレさえあれば簡単に作れます。一度作って味を覚えたので、あとは家にある出汁やお醤油で、どうとでも出来そうです。セットに入っていたおせんべいもあまってしまったので、次回は我流で作ってみようと思います。
 
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他の地域の特産品が手に入りやすい昨今、今まで知らなかったものを食べてみるのもいい体験です。特に、昨年の震災から復興しようとしている東北を応援できる、東北の食品などを試してみるのは、美味しくて復興に少しでも協力できるのでいいかな、と思います。
 
せんべい汁、美味しくいただきました。