ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

別の意味での葡萄狩り

私の生家には昔から葡萄の木がありました。最初は小粒で紫色の葡萄の木だけがあったのですが、私が小学生の頃、祖父がマスカットだと思われるのですが、大粒であわい緑色の葡萄が成る木を更に植えました。その後、同じ場所に家を建て替えたのですが、その際に後から植えた葡萄の木がそのまま残りました。
 
生前、母は初めて我が家を訪れる人に家を説明する際に、「葡萄の木がある家です」と言っていました。ところが今や「葡萄の木のある家」どころか「葡萄の木に襲われている家」です。
 
生家に一人暮らしの妹自身はまったく気にしていないようで、「グリーン・カーテンなんてわざわざ作らなくても葡萄で十分」などと言っている始末。しかし、いくらなんでもはびこりすぎです。本日、二階の物干しを見たら、その1/3まで葡萄が侵略している。葡萄が這い上がってきている方向は、電気関係の線やテレビの線など、線関係があるほうで、その線にまで葡萄の蔓が巻きついています。うっかり火が出たりして火災になっても嫌です。屋根の上に上ってきているので、家を壊されそうです。
 
そこで、いい具合に勢力を伸ばして、実までつけて、後は熟すだけ、という葡萄を退治することに致しました。いくらなんでもいけばな用の鋏では太刀打ちできそうに無いので、昨年桜の木を切る際に購入した小さいノコギリを使用。葡萄の木は、最初は緑で鋏で切れるくらいですが、すぐに茶色の固い木になってしまいます。
 
30分くらい七転八倒、物干しに上がってきている葡萄のみならず、屋根を覆っているものも、物干しから乗り出して切りました。物干し自体は綺麗さっぱり空間が現れました。電気などの線に絡まっていた分も切り取りました。そばで洗濯物を干していた妹は無関心らしく、自分の洗濯物干しを平気な顔で済ませていました。住んでるくせに !
 
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退治した葡萄の木をゴミ袋に入れるのも一苦労。汗だくになりながら作業した結果、2L用のゴミ袋が3つにもなりました。
 
あぁ、くたびれた葡萄狩りでした。
 
妹よ、ゴミ出しはお願いっ !!