ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

村上春樹の新作発売

村上春樹さんの新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の発売日でしたね。ニュースで見ると、書店の開店時間を早めたお店や、深夜に書店前に行列を作る人がいたり。そんなに人気があるんですね。
 
深夜に書店前に行列、って「ハリー・ポッター」シリーズの発売の時にニュースで見た光景ですが、日本で深夜に行列ができるのは村上春樹さんの作品の発売日だけでしょうか。すごい期待ですよね。そんなにしてまで、発売されてすぐに読みたいって、どれだけのファンなのでしょうか ?
 
ここ数年、いや10年くらいでしょうか、村上春樹さんの人気はすごいなと感じます。デビューした時から人気があったとは思いますが、近年の、ノーベル文学賞が噂されるようになってからは特に人気があるように感じます。
 
私個人としては、初期の作品の方が面白いし好きです。一応一通りは読んでいるものの、前作の「1Q84」も、世間で騒ぐほど面白くなかったし、もっともその時は、映画化もされたスティーグ・ラーソンの「ミレニアム」3部作を読んだ後だったので、分が悪かったというのもあるのですが。何せ、「ミレニアム」はめちゃくちゃ面白かった上、ヒロインの設定が図抜けて強烈で、「1Q84」のヒロインもかすむ程だったのです。
 
今回発売された作品も、きっと3年後くらいに図書館で借りて読もうかなと思います。あっ、今から図書館のウエイティング・リストに載せて、順番を待つことにします。今年中に番が来るかしら ? 私はへそ曲がりなのか、世間で騒いでいても大ベストセラーでも、別にどうでもいいのです。その時読みたいものをかまわず読むだけ。世間の流行はどうでもよくて、「マイ・ブーム」という言葉がありましたが、まさに私の中だけでのブームに乗って、色々楽しんでいます。
 
世間の作り出すブームに乗って、一緒に騒いでいる人は、楽だし、それはそれで楽しいのでしょう。でも、自分の関心にしたがって、その周りを掘り進んでいく方が発見や発掘した時の喜びが大きいし、満足感も大きいと思うのです。ま、好みの問題ですけどね。私は、わが道を行きます。