今朝の事。具合が悪くなり救護された人がいたらしく、出勤時のJR京浜東北線は猛烈な混み方でした。
ぎゅうぎゅう詰めで身動きが出来ないところに持ってきて、左前にいる男性は大きなキャリーケース、しかも当たると青あざになりそうな素材のものを引いていまして、それが電車が揺れる度に重量をこちらにかけてくる。満員電車では背が低かったり体重が軽かったりするのは明らかに不利です。途中、結構人が動いた時があり、奥にスペースがあったので移動しようとしたら、その手前に陣取っているリュックを抱えた男が奥に詰めるでもなく、奥に行きたい人を通してくれるでもなく、そこにはまっていて動かない。こちらは巨大なキャリーケースから逃れたいのと、スペースを求めて奥に入りたいのに通してくれないのです。その挙句、「混んでんだよ！ババア！」と声を荒げました。こいつ、バカか！混んでるのは私も参加しているから十分知ってるっての！そいつが通してくれれば解決するのに邪魔しているのが分からんのか！動けたので、椅子の前で掴まれる所まで移動できたので良かった。しかし、言われっぱなしは嫌なので、「バカか、クソ野郎！」とお返ししときました。
その後まだグチャグチャ言っているのでしばらく応戦。あー、疲れた。朝から満員電車とバカの相手をしてしまった。
で、気になったのが、どうして相手が女性だと、悪態はいつも「ババア」か「クソババア」なのか？私が中学生で制服を着ていても、そいつは「ババア」と言ったんだろうな、と思うわけです。ボキャブラリーが貧困過ぎないか？正直言って、頭が弱すぎるのでは。図体ばかりデカくて脳みそが小さい烏賊ですか。
こういう「ババア」呼ばわりする輩は言い慣れているからすぐに「ババア」が出てくるのだろう。この烏賊男だって、親に虐待されていたとかではなく、この烏賊の母親はこの烏賊男に食べさせて着させて学校にやって何不自由なく育ててきたであろうに、烏賊男が中学生から高校生、あるいはそれ以降も母親の事を事あるごとに「ババア」呼ばわりしてきたのだろうと想像するわけです。そんな時、烏賊男の母親はどのように対応していたのか？自分の思うようにならないと「ババア」呼ばわりする息子に対して毅然とした態度で応酬したのか？そんな息子は縁を切るなり家から追い出すなりすると宣言して実行しても良いでしょう。母親が泣き寝入りしていたのではないか。その為、全く関係のない女性に向かって「ババア」呼ばわりするいい年をした大人に成り下がってしまっています。
残念ながらこういう烏賊男が日本人男性の何割かはいる。他罰的な性格なのは烏賊に多いように感じます。
もう一つ、「ババア」呼ばわりで感じたのは、今、LGBTの人たちに対する理解拡大が盛んで、よくニュースで見かけるようになりました。ここ数年でかなり状況は変わってきているのでは、と推測するのですが、それ以前が酷過ぎたとも言えます。呼び方も意識されているようで、今、LGBTの方に向かって、以前のような蔑称とも取れる呼び方をしたら物議を醸すはずです。一方、彼らより圧倒的に人数の多い女性はずっと「ババア」呼ばわりされています。それは一体なぜなのか？ この国の男性の何割かは相変わらず女性蔑視の感情がどこかにあるのではないのか？
男の子を育てている親御さんに、そんな差別感情を子供が抱かないような配慮をお願いしたいです。だって、大人になってから損をするのはその子供本人だから。そして女性たち全員を嫌な気分にさせるから。生産性の見地からも幸福感の見地からも良いことが一つもないから。
満員電車での出来事は朝から嫌なオリの様な物を残しましたが、今でもこの国には女性蔑視の感情が渦巻いている事もよく分かりました。
📷 烏賊男の女性蔑視に抗議する土偶軍団。( 嘘々、そんな風に見えるだけです)
