ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

ミューズの微笑み

8点展示 日本史上最大、でもなんだか残念な「フェルメール展」

今日は、上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」に行きました。 これは現存するフェルメールの作品35点の内、8点を一度に展示するというものです。一度に8点は日本国内での展示では過去最高となるそうです。以前に東京都美術館で7点一度に展示すると言…

心に白い馬が駆ける「東山魁夷展」

今日は仕事がお休みだったので、仕事の相談に行った後、六本木まで足を延ばして、12月3日まで国立新美術館で開催中の「東山魁夷展」に行きました。 実は、私は全く東山魁夷と言う画家に興味がありませんでした。今年、生誕110年記念で大々的に回顧展があるの…

「王の画家にして、画家の王」ルーベンス展

今日は上野の国立西洋美術館で10月16日から公開されている「ルーベンス展 バロックの誕生」を見に行ってきました。 正直、公開直後に行けば良かったと感じました。勤労感謝の日でお休みだったせいか、混んでいました。落ち着いて見られないくらいに。人々は…

水増し感いっぱいの「田中一村の絵画」展

8月30日(木)に箱根の岡田美術館で開催中の「田中一村の絵画 奄美わ愛した孤高の画家」という展覧会に行ってきました。 田中一村という画家を知ったのは、その昔、化粧品やサプリでおなじみのDHC協賛の「アダン」いう映画がありまして、主演が榎孝明さん、女…

色々なフジタが見られる大回顧展 「藤田嗣治展」

8月24日(金)に現在東京都美術館にて開催中の「藤田嗣治展」へ行ってきました。 これは今年没後50年を迎え、フジタの画業の全貌を解き明かす大回顧展なのだそうです。 「カフェ」 構成は以下の通りです。 Ⅰ 原風景 家族と風景 Ⅱ はじまりのパリ 第一次世界大…

熱い ! 「縄文展」

昨日、東京国立博物館で開催中の「縄文展」に行って来ました。 今回、国宝の土偶5体も再集結、更に国宝の火焔型土器も出品されており、楽しみに出かけました。 今回の私のお目当ては火焔型土器です。 今回の展示の構成は以下の通りです。 第1章 暮らしの美 …

旅の終わりに見た風景 「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」

6月15日(金)に、現在上野の東京都美術館で開催中の「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」を見に行きました。 今回の目玉はチラシにもなっているモネの「草上の昼食」の様なのですが、私はアンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」が見たくて出かけました…

ベラスケスだけで7点も!「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」

今日は2月24日から5月27日公開の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を見に上野の国立西洋美術館に行きました。 「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」 これはベラスケスの作品7点を軸に17世紀絵画の傑作など61点を含む70点を展示するものです。ベ…

本味醂と言うより味醂風「ブリューゲル展」

26日に上野の東京都美術館で23日より始まった「ブリューゲル展」に行ってきました。 「画家一族150年の系譜」とあるように、ピーテル・ブリューゲル(父)からスタートし、その子・孫・ひ孫と代々画家として活躍したブリューゲル一族を紹介する展覧会となって…

細川幽斎がよく分かる、永青文庫の「長谷川等伯」展

今日は、東京の目白にある永青文庫で開催中の「長谷川等伯」展に行きました。 この展覧会は細川幽斎ゆかりの南禅寺天授庵の襖絵、全32面初公開と言うものです。この襖絵を描いたのが長谷川等伯。国宝「松林図屏風」より後の作となります。そして永青文庫は細…

天才的な経営センス 「狩野元信」展

30日(月) に、六本木のサントリー美術館で開催中の「狩野元信」展に行きました。平日なのに結構混んでいました。 狩野元信は室町時代から江戸時代まで約400年、為政者の御用絵師を勤めた狩野派の2代目で、「天才」と謳われた狩野永徳の祖父に当たる人です。…

運慶に会いに 「運慶」展

今日は雨降りの中、上野の東京国立博物館で開催中の「運慶」展に行きました。 期間中の金・土曜日は21:00までやっています。 待つ必要なくすんなり入れました。さすが雨降り。中は割と混んでいましたが、身動きが取れない程ではなく、作品の周りをぐるっと回…

奇想天外な作品群 「シャガール 三次元の世界」展

14日(土)に東京駅に行く用事があったので、東京ステーションギャラリーで開催中の「シャガール 三次元の世界」展に行きました。 この展覧会はシャガールの立体作品に注目したものとなっています。もちろん、油彩も少しは出ています。 構成は以下のとおり。 …

あれもこれも、広く薄く見られる「ボストン美術館の至宝展」

9月30日(土)に上野の東京都美術館へ「ボストン美術館の至宝展」に行って来ました。 「ボストン美術館が誇る古今東西の至宝80点が集結!」「ツタンカーメンからウォーホルまで!」と言うだけあって、あれもこれも広く薄く展示されていました。ボストン美術館…

時空を超えた巨匠の素描対決「レオナルド×ミケランジェロ展」

このところ気持ちがパッとしないので、今日は気分転換に美術展に行きました。 左がレオナルド「少女の頭部/ 『岩窟の聖母』の天使のための習作」、右がミケランジェロ「『レダと白鳥』の頭部のための習作」 6月17日から9月24日まで東京丸の内の三菱一号館美…

銀座で地獄めぐり 「地獄絵ワンダーランド」展

今日は雨が上がり、曇りの中から覗いた太陽は、もう容赦無く照りつけるのでした。気温もここ数日よりは高いものの、それ以前の猛暑に比べればしのぎやすい程。 今日は精神にエネルギー・チャージをしようと、三井記念美術館で開催中の「地獄絵ワンダーランド…

インパクトの薄い「ベルギー 奇想の系譜」展

昨日、7月24日(月) に、渋谷の文化村で15日から始まった「ベルギー 奇想の系譜」展へ行きました。サブタイトルに「ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」とあるように、500年に渡る奇想の系譜を総勢30名の作家によってたどるというものです。 構成は以…

すべてが奇抜で楽しい 「アルチンボルド展」

いつもPCの作業をしているスペースが月1回の休日の為、今日は美術館へ行く事にしました。 6月20日より上野の国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルド展」に行きました。 アルチンボルドは一度は見てみたいと思っていたのですが、ウィーンの美術史美術館…

風が感じられない?「水墨の風 長谷川等伯と雪舟」展

今日は就職アドバイザーさんとの面談で水道橋まで行きました。その後、丸の内まで足を伸ばして、出光美術館で6月10日から始まった「水墨の風」展に行ってきました。 この展覧会、「長谷川等伯と雪舟」というサブタイトルが付いていて、かなり期待していまし…

今までとは違うミュシャ 「ミュシャ展」

今日が最終日なので、やっとのこと国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。 なぜ、こんなにグズグズしていたかというと、混雑状況が尋常でなく、はたして本当に行くべきかと悩んでいたからです。 実は、私は今までミュシャって、イマイチ興…

日本の喫茶の歴史を茶道具で俯瞰 「茶の湯」展

今日は明日まで公開している「茶の湯」展に東京国立博物館に行きました。 日本での喫茶の歴史に沿ってお茶道具を見て行くと言う展示会で、器はもちろん、掛軸なども展示されました。 展示構成は下記の通り。 第一章 足利将軍家の茶湯 唐物荘厳と唐物数寄 第…

なんだか脱力「雪村 奇想の誕生」展

今日は用事が午前中で済んだので、5月21日まで上野公園の東京芸術大学美術館で開催中の「雪村 奇想の誕生」展に行って来ました。 東京芸術大学美術館は初めてです。展示室が3階と地下2階で、ショップとカフェが2階にあります。建物を入ると案内、ロッカー、…

いろいろ遊べる 空想の翼を広げる「バベルの塔展」

今日はずっと楽しみにしていた「バベルの塔展 16世紀ルーデルラントの至宝-ボスを超えて-」に東京都美術館に行って来ました。 18日からなのですが、うっかり国立演芸場の予約を18日にしていた為、19日に行くつもりでした。そうしたら、なんと19日は東京都美…

あれもこれも 「大エルミタージュ美術館展」

13日(木) に六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「大エルミタージュ美術館展」に行って来ました。 入ってすぐにエカテリーナ2世の肖像画がどど~んとお出迎え。この作品のみ、平日は写真撮影ができます。 この展示会の構成は下記の通り。 プ…

上手い ! 可愛い! 面白い!「これぞ 暁斎 !」展

今日はお仕事相談の後、渋谷まで足を伸ばして、現在渋谷のBunkamuraで開催中の「これぞ暁斎 ! 」展に行って来ました。 今回の展示会はすべて河鍋暁斎の作品、イスラエル・ゴールドマン氏の所蔵によるものです。 構成は以下の通り。 序章 出会い ゴールドマン…

不均衡な妖しい微笑みに魅せられる 「クラーナハ展」

天皇誕生日は年末にポッともらえたお休みの様で、そうだ、気になっていたあそこに行こうと、上野の国立西洋美術館で開催されている「クラーナハ展」に行きました。 クラーナハは、ウィーンに旅行した際に、意識せずとも結構見ました。ウィーンはルーカス・ク…

琳派の正統派から斬新な画風まで 「KIITSU 鈴木其一 江戸琳派の旗手」展

本日はサントリー美術館で開催中の「鈴木其一」展に行きました。 展示変えがあり4期の2期の本日は86点の作品が見られます。一部、師匠の酒井抱一の作品や、兄弟弟子の作品、自身の息子やお弟子さんの作品の展示もありますが、8割から9割は鈴木其一の作品です…

退屈だった「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展

しばらく前になりますが、8月20日に国立新美術館で開催されている「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展に行きました。 そのしばらく前に国立新美術館の1階で行われている「ルノアール展」に行き、2階で「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展が既に…

母娘で見にいきたい「メアリー・カサット展」

23日に横浜美術館で開催中の「メアリー・カサット」展に行って来ました。 お仕事の関係の方にチケットをいただいたので、横浜が近い友人と行って来ました。 今回の「メアリー・カサット」展は、アメリカ人女性で印象派であるカサットの画業を展望するもので…

鮮やかな風景で魅せる 「広重ビビッド」展

六本木のサントリー美術館で明日まで開催の「広重ビビッド」展に本日行って来ました。 正直言って、こんなに混んでいるとは思っていませんでした。チケットを持っていてもいなくても入場までに長い列に並びます。でも15分位で入れました。 中がとにかく混ん…